こんにちは、れいしきです。
「なんかいつもすぐ死んじゃうんだよなぁー」
「上手い人っていつも試合終了まで生き残ってるよなぁー」
日々ランダム戦をしていて、こう思うことはありませんか?
突撃することは悪いことではありませんが、時と場合によります。この記事では、
- すぐに死んでしまう理由
- 「芋る」戦術の使い方
- 生存率を上げる方法
について紹介していきます。
すぐ死んでしまう理由
すぐ死んでしまう理由は至極単純で、突っ込みすぎなことが多いでしょう。突撃自体は全く悪い戦術ではないのですが、そのタイミングが非常に大切です。
試合前半でいきなり突っ込んでも、敵もHPが多いためその分大きな反撃を食らう羽目になります。こちらもHPを多く持っていますが、敵は防衛側なので待ち伏せができます。その上、敵陣に突っ込むわけですから当然敵の密度が上がり、味方の密度は減っていきます。そうなると結果は火を見るよりも明らかですよね。
なので、ガルパンの知波単学園のような「諸突猛進」な突撃はあまり良い戦法とは言えません。
(諸突猛進って言ったら今だと鬼滅の方が思い浮かぶなぁ…)
タイミングが悪いこと以外にもすぐ死んでしまう理由があります。
思い返してほしいのですが、死んでしまったとき周りには味方がいたでしょうか?あるいは、あなただけ出過ぎていなかったでしょうか?
このゲームでは基本的に射撃後は装填時間という隙が生まれます。そのため、FPSのように一人でフルHPの敵5人を数秒で倒す、なんて神業はできません。
つまり、孤立してはいけない、ということです。
突っ込むときはしっかり味方の位置を確認してから実行しましょう。特に軽戦車で偵察をする時なんかは、自分がスポットしにいく敵を味方がちゃんと撃てる場所にいるか、を確認してからでないと、無理してスポットしてもだれも撃ってくれない、ということになります。
ランダム戦で、「LT)敵スポットしたのに味方が撃ってくれないから死んだやんけ!」みたいにMAPポチポチしてることがありますが、それもしっかり味方の位置や状況を加味した上での偵察であれば結果は違ったかもしれません。
(もちろん味方の狙撃が下手という場合もありますが)
生存率を上げる方法
どうやったら生存率を上げられるでしょうか?芋りますか?
「芋る」と聞くと、臆病者や卑怯なイメージがあるかもしれませんが、これも立派な戦術のひとつです。うまく活用することで、負け試合と思えた試合も敵の隙をついて勝利を得られることもあります。
しかし、この戦術はいつでも効果を発揮するわけではありません。
例えば、前線の味方が押せ押せで、敵も減っていき勝利は明らかな状況。そこで自分だけ芋っていても、勝利に貢献できませんし何より稼げません。
少し極端な例かもしれませんが、要は「芋る」こと自体が悪いわけではなく、時と場合によって良い戦術にも悪い戦術にもなる、ということになります。
先述の「突撃」や、この「芋」は戦術の一つであり、それ自体に良し悪しはありません。良い結果をもたらすには、その時々の状況かでどの戦術を選択するのか、というプレイヤーの判断力に委ねられます。
射線を管理する
「芋る」ことが万能の戦術でないことは分かったと思います。ではどうすれば生存率を上げつつ、前線でダメージを稼げるのでしょうか。
答えは、「射線を管理する」ことです。
敵と対峙するとき、1対1なら純粋な撃ち合いが出来て良いですが、敵が複数いた場合は恐らく一方的にやられてしまうでしょう。そうならないように射線を管理し、出来る限りリスクを減らします。これを、「射線を限定する」と言ったりします。
射線を限定することの分かりやすい例として、「豚飯」があげられます。
この図のように、豚飯を有効活用することで敵が複数いた場合でも、射線を限定し疑似的に1vs1を作ることで対等に渡り合えています。
詳しいことは過去紹介した記事があるので是非参考にしてみてください。
上の例のような場所でなくても、ちょっとした地形の凹凸や戦車の残骸で射線を防いだり、敵のリロード時間に合わせて装甲の硬い部分だけを出してみたり。更には、受けてもしょうがない攻撃と絶対に受けたくない攻撃を分けて考えたり。
こうして「射線を管理」することで、最低限のリスクでダメージを出すことができるようになってきます。これが前線で撃ち合いながら、生存率を上げるコツです。
装甲の薄い戦車でも、申し訳程度に豚飯の角度を取ると、意外と履帯で吸ってノーダメージなこともあります(笑)
生存率を上げるメリット
生き残れる、ということは試合終了まで攻撃が出来るということです。特に勝ち試合の場合、試合後半ではいわゆる残党狩りが始まります。もしそれまでに死んでしまっていた場合はそれに参加できず、稼げたであろうチャンスを無駄にしてしまいます。
また、試合後半になると敵の数が減り、その分動ける範囲が増えるため仮にHPが1しか残っていなくても十分に稼げる可能性があります。そこを無駄にしないためにも、瀕死になってしまってもしぶとく生き抜くことが大切です。
瀕死になっても隠蔽や茂みを使いながらダメージを稼ぐこともできるので、諦めずに生き残ることを意識しましょう。隠蔽のことを解説した記事も宣伝しときます。
ただし、鈍重戦車などは残党狩りに参加できないことが多いため、撃ち合いでHPを使いながらガンガンダメージを稼ぐ方法がいい場合もあります。
ちなみに、生存率といっても試合終了までフルHPを残しているから凄い、というわけではありません。
むしろ試合終了までにHPがたくさん残っていたら、その分リスクを取って稼げたかもしれない可能性を無駄にしたことになり、あまり上手とは言えません。あえてリスクを取って大きなリターンを得ることも、より活躍する上で非常に大切な考え方です。
基本的にはローリスク・ミドルリターンくらいを狙いつつ、チャンスがあればハイリスク・ハイリターンを狙うことで安定と活躍が両立できると僕は考えます。
それでも死んでしまったら
「生き残ることの重要性がわかっても、やっぱり実戦だと中々上手くできない……。」
という方が絶対にいると思います。ていうか僕がそれです。一名確保。
そこでただ落ち込むのではなく、「なぜ今回はすぐ死んでしまったのか」「どうすれば死なずに済んだか」を反省します。反省しながら上手な味方の動きを観察するのも良いかもしれません。
よくビジネス系のお話でPDCAサイクルというものを見聞きすると思います。それをWoTでも実行してみましょう。
Plan =>計画
例)このMAPでこの編成でこの車両ならあそこだ!
Do =>実践
例)ポジション到着ー、稼ぐぞー!
Check =>評価・反省
例)し、死んだ…なんで…どうして…
Act =>改善
例)今回の原因はあれだな。今度はこうしてみよう!
みたいな感じで回すといいと思います。たまにはリプレイをしっかり見て、自分の動きの改善点を洗い出すのも良いでしょう。
「正直、面倒くさいな…」と思った人もいるでしょうが、上手なプレイヤーほどこういう時間のかかることを積み重ねて強さを手にしています。少しでも上手くなりたい、と思うのであれば少しずつこれらを実践していくと強くなっていけると思います。
まとめ
最後にまとめます。
すぐに死んでしまう理由は、
・突っ込むタイミングが悪い
・突っ込むときに味方と歩調を合わせられていない
の2つが大きな要因でしょう。
それを防ぐために、射線管理をしっかりします。その上で、どこでリスクを取ってより大きなリターンを得るか考え実行する。その後しっかり結果を反芻して次に生かす。
こうすることで生存率が上がり、平均ダメージも増え、順当に強くなっていけると思います。
質問などありましたらTwitterにて受け付けます。
れいしき@ピアノ・WoT (@reishiki8810) | Twitter