WoT初心者脱出ブログ

WoT初心者脱出ブログ@れいしき

主にWoTの初心者〜中級者への攻略ブログです。たまに他のことも書きます。

【WoT】CWEに参加するときの心得【レギュレーションを読みたくない人へ】

こんにちは、れいしきです。

先日、2/13~2/27の2週間にわたって開催された2023年冬季CWEが幕を閉じました。

グローバルマップに「戦いの神々」が降臨! - World of Tanks

 

この記事では、

・CWEってどういうゲームモードなの?

・参加するメリットって?

・参加するために準備したほうが良い車両とは?

などなど、ざっくり今回のCWEの事例も踏まえつつ、ご紹介していきます。

 

 

こんな人に読んで欲しい!

・CWEに参加したけどイマイチ仕組みが分かってない

・管理部って何やってるのか知りたい

・参加したことないけどいつかやってみたい

 

 

CWE(クランウォーズイベント)とは?

一応、CWEってなんぞ?という方のために大前提の話から参ります。

CWEとは、年2回開催されるクラン同士の集団戦です。基本的には平時も行われている進撃戦を豪華にしたイベントと捉えても良いと思います。

 

進撃戦とCWEの違いは多々ありますが、大きな差異は以下の3点でしょう。

・戦場の霧が有効

・報酬が豪華

・グローバルマップ管理が必須

 

戦場の霧とは

戦場の霧とは、発見するまで敵の車両の名前すら不明となるシステムのことです。反対に、自分たちの車両編成もスポットされるまでは敵には不明です。

戦場の霧

上の画像はとあるCWEの戦場です。味方はしっかり15枚確認できますが、敵は4枚しかパネル上に表示されていません。よく見ると、画像中央上の車両アイコンも4枚分しかありませんね。ここの「?」マークは、発見出来てない場合にその敵から被弾すると、車両名こそ分かりませんが何かがいることが分かります(弾いた場合でも可)。

 

この「戦場の霧」により、指揮官はわずかな情報から敵の布陣を予想し、より優位な戦場を構築しなくてはなりません。それには、EBRなどでのスポットはもちろん、味方の被弾情報(例:F3から440ダメの金弾APCR!)の報告や、木やオブジェクトの破壊具合までも察知しています。なので、一般兵であっても報告は非常に大切なのです。

 

ちなみに、この戦場の霧というシステムの都合上、敵をほぼ同時に多数スポットした場合は、一度に読み込みが多重発生するため一瞬ガクッと重くなります。仕方ないとはいえ、そのラグで無駄ダメ貰ってしまうとやるせないですね・・・。

 

報酬が豪華

報酬車両

CWEの目玉といえば、なんといっても報酬車両でしょう。一部の報酬車両はボンズでも購入できるようになりましたが、CWEの報酬でしか手に入らない車両がいます。

現時点でCWEでしか手に入れられない車両は以下の4両です。

・116-F3 (今回初登場の新車両!)

・Carro45t

・Obj.907

・VK 72.01K

・T95E6

 

この報酬を得るには、個人名声ポイントでランキング上位に入る事(今回のボーダーラインは1200位まで)と、オークションで競り落とすことの2パターンあります。

 

個人名声ポイントとは、戦闘に出ることで稼ぐことが出来る個人所有の名声ポイントです。そのため、ランキングによる車両獲得を目指す場合はいっぱい戦闘に出ていっぱい勝利していっぱい個人名声ポイントを稼いで、ランキングを上げなければなりません。

一方で、オークションはオークション参加証さえあれば誰でも車両獲得のチャンスがある方法です。オークション参加証はCWEの戦闘をすると貰える素材からクラフトできます。ただし、オークションで賭けるのは貴重なボンズで、かつ700人までなので場合によっては高騰することも。オークションで車両を狙う場合はランク戦などでボンズを貯めておきましょう。

大体3万ボンズは必要だとか・・・?

 

グローバルマップ管理が必須

この点がCWEの最も特徴的で、かつ非常に大変なところになります。

普段の進撃戦ではレーティングに合わせて勝手にマッチングしますが、CWEでは自分たちで戦闘を起こす必要があります。

そもそもグローバルマップとは、CW期間中のみ解放されるページで、用意された領土をめぐってクラン同士で戦闘を行い、勝者が領土主となります。

グローバルマップ

今回は北米が舞台でしたね。2年前のルネサンスではヨーロッパ方面だった気がします。舞台の場所によって何かが変わるわけでもありませんが、領土名はリアルな土地名なので、行ったことある場所や面白い地名を見つけるのも楽しみ方の一つかもしれません。

ただ縦長だとスクショ撮りづらい・・・

 

この領土には、「基本領地」「上級領地」「エリート領地」の3つに分けられています。画像で言うと左上が基本、見きれてますが下が上級、右の五大湖周辺のものがエリートになります。

これらの土地を巡って戦闘を行い、勝者が領土主となります。戦闘や、領地占領することで、クラン名声ポイントが継続的に得られるようになります。クラン名声ポイントとは、CWEでのクランランキングを決めるポイントです。これをいかに効率よく稼ぐかによって、クラン順位が決まります。

画像のように、基本>上級>エリートの順で領地数は少なくなっているのが分かります。それとは反対に、得られるクラン名声ポイントは、基本<上級<エリートの順で高くなっており、エリート領地ではトップクランによる激しい戦闘が繰り広げられています。

つまり、

1.クラン順位を上げるといっぱい報酬が貰える

2.クラン順位を上げるためにクラン名声ポイントを稼ぐ必要がある

3.クラン名声ポイントは戦闘するか、上級、エリート領地からしゃぶる

4.領地主となるには、その領地を巡って他クランと戦闘を行い、勝つ必要がある

という流れになります。

 

また、各領地は時間帯で区切られており、それぞれの時間帯で戦闘を行います。例えば21時00分戦闘を行い、勝利すると次は21時30分にトーナメント方式で試合を行います。これを1クランになるまで続け、勝ち残ったクランが領土主となります。領地を無事獲得できると、下の画像の様にクランアイコンが表示されます。

また、領土主が既にいる土地にも侵攻することができ、その場合もトーナメント方式で試合を行い、勝ち残った1クランが領土主と戦うことになります。この場合、領土主は防衛側となるので、時間切れでも領土防衛成功となります。

グローバルマップについては他にも様々な仕組みが存在していますが、詳細についてはまた後程解説します。

グローバルマップ

 

ちなみに、17:00~23:00まで領地が時間帯によって振り分けられていますが、17:00と18:00の戦闘はANZサーバー、以降はHKサーバーとなります。直前にログインしてサーバー移動でまごついてしまって間に合わない、なんてことがないように気を付けましょう!

戦闘

戦闘予定のスケジュールはグローバルマップから確認できるので、一般兵もしっかり確認しておきましょう。

なお、参加する予定の戦闘に遅れそうな場合は必ず管理部の方に連絡を行いましょう。CWEでは戦闘予定を立てたにも関わらず、人が集まらず戦闘が起きない場合はペナルティが課されてしまいます。なので、無断欠席・遅刻は戦犯になりえます。

それを防ぐ意味でも、CWE前に提出を求められる出席表には、必ず出れる時間帯だけをチェックしておきましょう

 

以上が、ひとまずCWEに参加するにあたって最低限知っておきたいことです。最低限といいながら、結構なボリュームですが、参加するなら必ず押さえておきましょう。

 

もっと知りたい!CWEのあれやこれや

ここからは、

・CWEの戦闘の仕組み

・開発しておくべき車両

・報酬のボーダーライン

・グローバルマップで管理部がやっていること

など、更に具体的な部分について触れていきます。

 

 

CWEの戦闘の仕組み

CWEの戦闘は進撃戦と違い、

・砲兵がない

・戦場の霧が有効

・クランメンバーしか参戦できない

・実験的なモジュールが使用可能

などの特徴があります。

 

まぁ、レギュレーションに大体書いています。

「戦いの神々」レギュレーション - World of Tanks

 

 

ペナルティ

また、基本領地での戦闘では10vs10、上級・エリート領地では15vs15の戦闘になります。最低人数は基本領地では9人、上級・エリート領地では12人揃っていないと、戦闘不参加となりペナルティを受けてしまいます。

クラン名声ポイントの他にも、上陸申請数にも制限を掛けられてしまうため、少なくともペナルティは1度までに抑えたいところ。

ペナルティ

 

マッププール

今回のCWEでのマッププールは以下の通り。山間の港湾が厄介でした。。。

マッププール

 

実験的なモジュール

CWE限定で使用できるのが、「実験的なモジュール」です。緑色の矢印マークがついていると、その車両は実験的なモジュールを使用していることになります。

実験的なモジュールは一般的な拡張パーツより大きな効果を持っており、格上クランとの戦闘や必ず獲得したい領地戦などでの切り札として使われます。それぞれ使えるのは3回ずつのため、個人の判断で使用するのではなく、指揮官・管理部から使用の許可が出た時にだけ使うようにしましょう。

ちなみに、実験的なモジュールを装備する場所はやや分かりづらいので、初参加で分からない場合は事前に確認しておいてくださいね!

 

 

実験的なモジュールは以下の6種類です。

・火器管制装置

主砲の散布界-20%の効果。

デメリットがなく扱いやすいモジュールです。必ずダメージを吐きたいオートローダー車両やLeo1などで用いられる傾向があります。もちろん、チーフテンなどの重戦車同士での撃ち合いで優位に立つためにも用いられます。

 

・重チャージ

単発ダメージ+15%照準時間+20%の効果。

単発ダメージが増加する代わりに、絞りが悪くなってしまうモジュールです。想像以上にデメリットが大きいため、近距離での撃ち合いが発生する見込みのある場合のみ、数人だけ積むことが推奨されます。50Bの重チャージはゴミらしい

 

・追加装甲版

車両HP+20%車両の総重量+25%の効果。

HPが大幅UPする代わりに、激重になってしまうモジュールです。Mausに積むことでHP4000Mausが爆誕しますが、あまりに遅すぎてポジションに間に合わないことも・・・。反対に、芋タク(待ち伏せ)で使用されるとかなり苦しくなるモジュールです。

 

・合成内張り装甲

車両HP+10%車両の総重量+10%の効果。

追加装甲版のLiteバージョン。ガチ当たりしそうだけど追加装甲版では重たすぎて話にならない場合の折衝点的なモジュールです。多少もっさりしますが、何とかなる程度なので割と使われます。

 

・空調システム

全搭乗員の職能レベル+30%の効果。

換気扇の超強力版で、デメリットもない最強モジュールです。DPMはもちろん、視界や隠蔽率も向上するため、全車両に適性があるため最も早くなくなってしまいます。使うタイミングはしっかり見極めましょう。

 

・スーパーチャージシステム

エンジン出力+20%の効果。

シンプルかつ強力なモジュールで、IS-7やObj.279eなど硬いけど機動力がイマイチな戦車に用いられがち。チーフテンなどに積んで、いち早く優位ポジションを取るという使い道もあるため、空調システムの次に無くなりやすいモジュールです。

 

戦闘スケジュール

17:00~23:00まで1時間区切りで戦闘が振り分けられていますが、00分スタートの戦闘と、15分スタートの戦闘があります。

00分スタートの試合と15分スタートの試合がある場合、00分スタートの試合は次の試合のため15分まるっきり使うことが出来ません。いわゆる15分戦闘というやつです。

00分スタートの試合で勝つと、次の試合があれば30分スタートになり、15分スタートで勝つと45分スタートとなります。ずっと勝ち続けると本当に休む暇がないので、指揮官はとても大変だと思います・・・。領土主がいる場合、勝ち進めると最大で6試合続くことになり、2時間以上に渡って同じ領地を巡って戦い続けることも。

大変なのがHKサーバーとANZサーバーが混在する19:00台で、18:00台のANZ戦闘が長引いてしまった場合。ただでさえ15分戦闘で忙しい上、サーバー移動もあるためてんやわんや・・・。前の戦闘が長引いて人が集まらない場合などは、ピック予定がない人も一応待機しているとピックされることがあります。

 

反対に、上の画像のように自クランが領土主の場合は、侵攻トーナメントで勝ちあがってくるクランを待たなければならず、23:15の戦闘が最大1:45まで伸びることもあります。

また厄介なのが、トーナメントで引き分けた場合です。引き分けは両者負けになるので、戦闘予定が繰り上がります。すると、1:45に領地防衛する予定だったのが、いつの間にか1:15に繰り上がっていた・・・なんてことも少なくありません。なんなら、勝戦で引き分けて誰も来なかったことがありました

あとトーナメントでシードになるとその戦闘がなくなり次に持ち越すので、「戦闘建ってないじゃん!」となることも。管理部が気づいていなさそうなときは報告してあげましょう。

 

タンクロック

エリート領地での戦闘でのみ、タンクロックが発生します。タンクロックとは、撃破されるとその車両が36時間(領地保有クランとの戦闘で勝利した場合は18時間)、エリート戦線で使用できなくなることです。そのため、エリート戦線を主戦場とするクランではどの試合でどこまでの主力戦力を稼働させるかが非常に重要です。

なお、タンクロックされても基本・上級では変わらず車両を出せます

タンクロック

この画像では、Obj.279eとObj.907がタンクロックされていますね。

 

 

個人名声ポイントの稼ぎ方

個人名声ポイントは戦闘を行うことで得ることが出来ます。得られるポイントは、

基本戦線   :12 / 5

基本(領地戦):20 / 13

上級戦線   :30 / 15

エリート領地 :40 / 17

となっています。左側が勝利時、右側が敗北時に得られるポイントです。ただし、敗北時は最低でも敵車両を3両撃破していないとポイントが得られないため、敗色濃厚だと察した場合は3両撃破を優先したほうが良いでしょう。逆に言えば、勝ち確と思ったら3枚取られないようにHP管理を心掛けることで、ライバルとの差を付けることが出来ます。

 

 

実際の戦闘の流れ

戦闘の流れとしては、

1.ピック

2.タクティクス説明

3.戦闘開始

4.戦闘終了、次の試合へ

こんな感じです。

 

1.ピック

ピックとは、指揮官が車両やプレイヤースキルを見て待機している人からメンバーを選出することです。15分戦闘などで時間がない場合はめちゃくちゃせわしないです。そう言う意味でも、どんなマップでも適した車両を出せるプレイヤーは重宝されます。

他に戦闘がなく時間に余裕がある場合は、精鋭メンバーを集めて勝ちに行ったり、ガチメンバーでなくてもいいときは車両獲得ボーダーライン付近の人を数人含めて引き上げたりします。

 

2.タクティクス説明

指揮官によるタク説明は、基本的にストラトスケッチという外部サイトを用いて行われます。時間がない場合などは、戦闘開始前30秒の間に説明されることもあります。

https://stratsketch.com/

 

自分の動きに不安がある場合は、しっかり確認しておきましょう。また、拡張パーツも指定がある場合もあるので、こちらも併せて確認しておきましょう。

 

戦闘スケジュールからマップ名のほか、リスポーン地点も確認できます。リスポーン地点は「陣地1」「陣地2」と表記されているため、ぱっと見では分かりませんが、ストラトスケッチの緑が「陣地1」側で、赤が「陣地2」側になります。

例:崖の場合は、陣地1が南スタート、陣地2が北スタートになります。

なお、領地保有クランとの戦いの場合は、相手は領土防衛となるため必ず陣地1側となり、アタック側は陣地2となります。

 

3.戦闘開始

事前のタク説明どおり初動展開し、指揮を待ちます。スポットされた場合や被弾した場合があれば逐一報告を行いましょう。指揮官はその情報から敵のタクティクスを読んでいます。

いざ会敵してラッシュや撃ち合いになったときは、日頃の進撃戦の成果が問われます。砲兵がない分、実力勝負になるので気合入れましょう。

 

ピン刺し(1枚だけのピック。Leo1とか)の戦車や、B-C25t,AMX50B、中戦車などはあまり指揮されないことがあります。その場合は自分で判断して立ち回る必要があるため、集団戦に慣れた人が任されることがほとんどです。

 

戦闘時の注意点

・CAP時のキル

注意しておきたいのが、CAP合戦になった場合にキルを取らないこと。キルを取るとCAP成立してもしばらく試合が終了せず、敵もCAPしていた場合引き分けになってしまうことがあります。そのため、CAP成立までの差がわずか(10秒くらい?)の場合はキルを取らないようにしましょう。

 

・HP管理

無駄ダメを貰わないこと。当たり前ですが、つい欲張って削られ過ぎることがあります。それによって負けることもあるので、少なくとも序盤は様子見程度にしておきましょう。

逆に、ラッシュ時などでHPが余っている場合は、HPの少ない味方の代わりに弾受けをしたり、ラッシュの先頭に立つなど、HPを有効活用しましょう。

 

・指揮を受けた時

例えば、「2枚であの1枚取って来て!」と指揮が飛んできたとします。その場合は、2枚連携してさっさと1枚を落とし、味方に合流しなければなりません。その時の2人での連携や、敵1枚の取り方などは進撃戦で培う地力が求められます。また、敵が想像以上に多くて取れない場合は早急に指揮官に報告して指示を仰ぎましょう。

他にも、戦闘が2か所で起きた場合、指揮官がマップ端にいて反対側のHPの様子が全く分からない場合などは、各戦線での前線指揮が求められます。フォーカス、キルコールや細かな展開、戦力が過多なときの振り分けなど。特に勝てるか勝てないかの報告は指揮官にとっては重要です。

この辺は非常に難しい所です。私も何度も失敗しています・・・。

 

 

4.試合終了、次の戦闘へ

勝っても負けても、次の戦闘がある場合はパッと切り替えて準備しましょう。この辺りは進撃戦でもあると思うので省略します。

「後でリプレイ上げといて」と言われることも。

 

ちなみに、リプレイは全試合で取っておくようにしましょう。敵の故意による水没などの証拠になるためです。

 

開発しておくべき車両

ランキングで車両を狙う場合、たくさん試合に出て、個人名声ポイントを稼がなければなりません。とはいえ、試合に出られる人数は限られています。その中で、ピックされる(選ばれる)ためには、集団戦に必要とされる車両を用意しておくのが良いでしょう。

 

ざっくりピックされやすい車両を紹介します。どの戦車もランダム戦では使わないような拡張パーツになっていたりするので、事前に確認は必須です。

 

チーフテン

万能最強戦車。ほとんどのマップで使われる車両ですが、現状入手手段がないのでとても辛い・・・(私も持ってません)。拡張パーツや消耗品も指示がある場合があるので(ガソリンなど)、事前に用意は必須です。

 

・Obj.279e

最強戦車その2。チーフテンに比べて足が遅いため、一部マップでは使われませんが、それでも多くのマップでピックされる車両です。特に街マップでは10枚以上ピックされることもあるので、クランメンバーに協力してもらってミッション頑張りましょう!

パーソナルミッション解説一覧 - WoT初心者脱出ブログ@れいしき

 

・Obj.260

Obj.277以上のスピードで要所を先取りできる重戦車で、ちょいちょいピックされます。ピック率自体は高くないものの、出来れば取っておきましょう。

 

・Obj.277

集団戦初心者向けの筆頭車両の1つ。機動力がチーフテン以上で突破力に秀でており、安定した頭の硬さや高い貫通力・単発ダメージが魅力。トップクランでもタンクロック時にピックされる車両なので、必ず開発しておきましょう。

 

・S.con

Obj.277と並んで集団戦初心者向けの車両その2。足が遅いのでラッシュでは使われませんが、高いDPMと防御力で防衛時などにピックされます。トップクランでもタンクロック時にピックされる車両なので、必ず開発しておきましょう。

 

・E100

エンスクやヒメルズドルフなどの街マップで、Obj.279eがない場合に使われます。タクによって12.8㎝と15㎝を使い分けるので、どちらも用意しておきましょう。

 

・Maus

囮や防衛で使われます。HPアップのモジュールを積むことでよりタフさが増します。

 

・CS-63

要所の確保のほか、偵察したいけどEBR要らないとき、重戦車のジェットブースター役など、タクによって様々な役割をこなすMT。中戦車としては役割が決まってるので集団戦初心者向けともいえるかも?

 

・EBR105

多くのマップでピックされる偵察車両。扱いが非常に難しく、ランダム戦での練習は必須です。集団戦ならではの立ち回りも存在するため、EBR乗り志望なら前もってアピールしておいた方がいいかも。EBR乗りになるつもりがなくても、一応全員開発しておきましょう。

 

・T110E3

エンスクではほぼ確実にピックされる重駆逐。アプデでナーフされ、DPMや精度面が弱体化されましたが、高い単発ダメージと防御力は今後も必要とされるはずです。たぶん

 

・Obj.268v4

DPMは低いものの突破力に優れており、タクによっては様々なマップでピックされることがあります。基本的に先陣を切って突っ込むだけなので分かりやすく、Obj.277と並んで初心者向けと言えるかもしれません。ただし複数枚使われることは少なめ。

 

その他

Obj.140、Leo1、Strv103B、AMX50B、B-C25tなどもたまに見ますが、まずは上記の車両を開発してからで良いと思います。AMX M4 54は死にました

 

開発順序としては、

277>Scon、E100>=CS63>T110E3、268v4>EBR

でしょうか。開発しつつ、260と279eのミッションも進められるとGood。

 

 

報酬のボーダーライン

今回の報酬車両のボーダーラインは1200位まででした。この順位の推移は名声の街道(殿堂)から確認できます。若干更新にずれはありますが、数時間ごとに更新されているような気がするので、暇なとき眺めてます。

そして気になるボーダーラインの個人名声ポイントですが、最終的なボーダーラインは1753ポイントでした。

 

ボーダーラインに達するためのCWE戦闘数は、今回の場合少なくとも100戦程度は必要だったようです。獲得安定圏内を目指すのであれば、150戦~200戦くらい必要になりそうです。

もちろん、戦闘する領地やクランの運営によって戦闘から得られるポイントが変わるので、クラン次第ではあります。現に、エリート領地を主戦場とするトップクランの場合は100戦以下でも車両獲得が出来ているようです。

 

注意点として、報酬車両を得るには、4000ボンズボーダーラインの個人名声ポイント(今回だと1753)が必要になります。なので、無駄にボンズを使ってしまったり、車両を交換する前に個人名声ポイントを使わないように注意しましょう。

Lionオークションが巧妙な罠すぎた(←ボンズ突っ込んだ

一応、名声ランキングの報酬でもらえたりするので、私もCWE開始時は2000ボンズしかありませんでしたが車両獲得できました。

 

オークション

今回のオークションは上位700人までが車両を競り落とせます。オークションに参加するには、CWEの戦闘に出ると得られる資源から、オークション参加証をクラフトしなければなりません。

オークション開始は、CWE報酬受け取りが出来るようになると開始され、2週間行われます。最低入札額は4500ボンズで、入札の取り下げ、再入札は期間中であればいつでも可能です。仮に競り落とせなかった場合はボンズは返却されます。

 

注意点として、ランキング報酬で車両を獲得した場合は、オークションでは車両を獲得できません。つまり、1度のCWEでは報酬車両は1両までということです。

 

 

グローバルマップとかいう別ゲー

グローバルマップのシステムについて解説します。ほとんどレギュレーションに書いていることですが、実際に触ってみないと分からないことが多々あります。一般兵として参戦するだけなら、正直これ以降は読まなくても良い気がします・・・。

 

 

まず初日はどこのクランも領地を所持していないため、基本戦線で上陸トーナメントが発生します。領地には様々な種類のボーナスが付与されており、上級トーナメント申請権のボーナス付の領地には強豪クランがひしめき合っています。

・上陸トーナメント

上陸トーナメントを行える領地はランダムで、領地に白黒の的アイコンが表示されます。領地主がいる領地にも上陸トーナメントとなることもあります。

基本領地の上陸トーナメントは、その時点で領地を保有していない場合に行うことが出来ます。また、侵攻した領地が上陸トーナメントである場合も上陸となります。

基本戦線で上陸トーナメントに参加できるのは最大で32クランです(初日のみ16クラン)。上級では16クランまで、エリート領地では8クランまでとなります。

・ボーナス

全ての領地にはボーナスがあり、効果は「取得クラン名声ポイント+〇%」「上級領地へのトーナメント申請権」など。この効果は同種で重複せず、より効果の高いもののみ適用されます。

 

上陸トーナメントで勝ち進み、領地を獲得できると領地主となります。領地主となると、隣接する領地に侵攻することが出来ます。ただし、領地を保有している場合は隣接する領地にしか侵攻・上陸が行えません

いかに上陸トーナメントで”いい感じの領地”を獲得し、次の日の戦闘が十分に行えるようにするかがCWE初動の要になります。”いい感じの領地”は、ボーナスなどもありますが、保有できた領地の戦闘時間帯も重要です。同時間帯にたくさんの領地を獲得できたとしても、他の時間帯で領地が取れないと翌日はその時間帯でしか戦闘が起こせません

そのため、上陸トーナメントで思うように領地を獲得できなかった場合は、「撤退」して再度上陸トーナメントを行います。

 

上級・エリート領地へ上陸するには、

・クラン名声ポイントで上陸オークションに入札する

・研究所にてクラン名声ポイントを用いて上陸トーナメント権を交換する

・上陸トーナメント権付の基本領地を獲得する

のパターンがあります。

 

・投資

投資することで、クラン名声ポイントを研究ポイントに変換することが出来ます。ただし、投資すると保有している領地は全て失います。

これで研究を進めて効率的にクラン名声ポイント稼いだり、上級・エリート領地へと申請できるようになるので、クラン順位を上げるためには投資タイミングがカギとなります。

一度も投資をせずに5日間経つと「特別オファー」が届き、これを用いると通常の1.5倍のレートで研究ポイントに変換することが出来ます。

・研究(技術とボーナス)

投資で得た研究ポイントを用いて、「技術」を得ることが出来ます。

研究所で得られる「技術」と、領地に付随する「ボーナス」は似ていますが、効果期間が異なります。

「技術」は一度交換すれば、そのCWE期間中は永続しますが、「ボーナス」はその領地を占領している間のみとなります。また、同種の効果を持つ「技術」は累積しますが、「ボーナス」は効果の高いもののみ適用となります。

技術

研究所では、どの「技術」もクラン名声ポイントを用いて交換することが可能です。下の3つの様に、領地ボーナスでは得られない恩恵も技術なら得られます。

 

まずは基本戦線にてクラン名声ポイントを稼ぎつつ、うまみのあるボーナスのある領地を狙って侵攻します。領地を取ると隣接する領地の侵攻トーナメントに参加できるようになり、勝ち進むことで領土主と戦闘を行い、勝てれば領地獲得となります。侵攻トーナメントは得られるクラン名声ポイントが5倍になるので、おいしいんですね。ただ、侵攻しようとしたところが上陸トーナメント領地(白黒の的アイコンのやつ)になると、領地戦以外は5倍戦闘でなくなってしまいます。

 

また、「隣接する領地に侵攻できる」ということは、「時間帯で区切られている隣の領地へも侵攻が出来る」ことを意味します。

上の画像で、UPYONちゃんが違う時間帯の領地に隣接した領地を獲得していますね。この場合、違う時間帯への領地へ侵攻トーナメントが出来、他の時間帯の戦闘も起こせるため、時間帯で区切られている境界線の領地を取れると嬉しいのです。

 

・侵攻トーナメント

獲得した領地から、隣接する領地へ陸路で攻め込むことを侵攻と呼び、他クランもその領地に侵攻してきた場合に侵攻トーナメントが発生します。侵攻トーナメントでは得られるクラン名声ポイントが5倍になります。

・5倍戦闘

侵攻トーナメントや、上陸トーナメントでの領土主との戦闘、領土防衛時は得られるクラン名声ポイントが5倍となり、その戦闘を5倍戦闘と呼んだりします。

 

 

獲得した領地を防衛するには、「師団」を置いておく必要があります。下の画像の緑の戦車マークが「師団」を表しています。これを置いていないと、領地戦は行われず、侵攻トーナメントの勝者がそのまま領地を占有します。また、隣接する領地へ侵攻する場合もこの師団を使います(”横投げ”と言ったりする)。

師団の作成は1時間(1ターン)かかるため、管理部は1時間ごとにグローバルマップを開く必要があったりします。ちなみにターンは深夜や日中も動いてます。

赤の戦車マークは、敵が侵攻してきている様子を示しています。このようにして、隣接する領地へ侵攻トーナメントを起こします。侵攻してきたクランが少ない場合は、それだけ戦闘数が少なくなるので領地戦の1試合だけとかもあったりします。

 

 

基本領地では戦闘でしかクラン名声ポイントを得られませんが、上級・エリート領地では占有している日数に応じて継続してクラン名声ポイントを得ることが出来ます。ただし、日数が進むにつれ得られる量は減っていくので、ずっとしゃぶり続けることはできません。

また、保有していた領地が一度他クランに奪われた後、再度取り返した場合に得られるクラン名声ポイントのカウントはリセットされません

例:とある上級領地を2日間占領していたが、他クランに取られてしまった。翌日取り返した場合、その日に得られるクラン名声ポイントは2000ポイントとなります。

ただし、「投資」を行うと過去に占領した領地であっても、再び占領するとカウント1からスタートされ、4000ポイント得られます

 

・上級領地

上級

・エリート領地

エリート

 

また、その日の戦闘終了時点でエリート領地を複数保有していた場合、その数に応じて追加でクラン名声ポイントを得られます。

エリート

 

上級・エリート領地の上陸トーナメントに参加するには、

・技術で得た上陸オークション申請権を使う

・ボーナスで得た上陸オークション申請権を使う

・隣接した領地からの侵攻(陸路による上陸)

・クラン名声ポイントでの上陸オークション

の4つがあります。

 

上級・エリートへの上陸オークション申請をするには、戦闘開始の1ターン前(1時間前)までに申請する必要があります。上陸トーナメントするクランが確定すると、トーナメント表が自動で作成されます。

 

上級トーナメントでは16クランまでなので、それ以上のクランから上陸申請がある場合は、クラン名声ポイントを使った上陸オークションの入札額が低いクランから省かれます。入札額が同額の場合は、先に入札したクランが優先されます。

なお、上陸オークション入札額の最低価格は、上級領地は100ポイント、エリート領地は10,000ポイントです。入札に失敗すると、入札額はちゃんと返ってきます。

無事、上陸オークション申請が通ると、まずは申請クラン同士での上陸トーナメントが行われます。最後まで勝ち進むことで、領地保有クランとの戦闘となります。

 

 

要するに

・上陸トーナメントで”いい感じの領地”を確保し、翌日も”いい感じに”戦闘を起こせるようにする

・思うように領地を取れなかったら撤退して再上陸を試みる

・領地を取れたら侵攻して名声ポイントを稼ぐ

・戦闘で稼いだクラン名声ポイントや、研究所での技術、領地のボーナスを使って上級、エリート領地へ上陸トーナメント申請をする

・ある程度領地を保有して名声ポイントをしゃぶったら投資して再上陸してまたしゃぶる

下の2つはクラン次第で厳しかったりします。上級・エリート領地となると、対する敵も相当な強さになってきますからね・・・。

上級・エリート領地を取れずとも戦闘数を重ねれば十分車両獲得のチャンスはあります。

 

管理部がやっていること

これまでちらほら出てきている「管理部」ですが、めちゃくちゃ大変なことを担ってくれています。私は管理部になったことはありませんが、少なくともやってくれていることは把握しておきたいですね。

 

管理部が主にしていることは

・戦闘の管理

・引き上げ対象の管理

・クラン名声ポイントの管理

です。

 

戦闘の管理(戦闘を起こす)

CWEでは進撃戦のように自動でマッチングしません。その代わり、領地に侵攻や上陸申請を行い、戦闘を発生させる必要があります。

まずは、侵攻・上陸する領地を考えます。その際は、領地に付随するボーナスや、隣接する領地にうまみがあるか指揮官が得意なマップかなどを判断基準として考えます。

 

この時に難しいのが、起こす戦闘数のさじ加減です。戦闘数を増やせば、その分得られる名声ポイントも多く見込めます。その分、勝ち進むことで次の時間帯(ターン)の戦闘と被ってしまい、ペナルティを踏んでしまうリスクがあります。

一方で、消極的な運営の場合、ペナルティを踏むリスクを減らせますが、その分戦闘数が減り得られる名声ポイントが減少します。また、待機している兵士たちの暇を持て余してしまうことにもなります。

 

 

例えば、CWE参加プレイヤーが40人のクランがあったとします。およそ中堅と呼ばれる規模ですね。この場合、動かせる部隊数は2部隊が無難でしょう。基本戦線では10人なので、3~4部隊稼働も見込めますが、先の通り前の時間帯と被ってしまった場合を見越して2部隊運用が安定すると思います。また、上級・エリートでは15人必要となりますので、2部隊でも30人必要になります。

領地を保有していると、領地防衛も発生するため、それも戦闘スケジュールに組み込んで考えなければなりません。そのトーナメントで引き分けによる戦闘時間の繰り上げが発生した場合は、緊急招集がかかったりします。

参加人数が40人といっても、常に40人集まるとは限りません。各々の生活がありますし、急用などで参加できないこともあるでしょう。

これらを踏まえ、最低限の人員のバッファは確保しておきたいというのが実情です。結果的に、若干暇になる兵士も少なからずいることにはなりますが、ご理解いただきたいところです。戦闘に出たいのであれば、その中でもピックされるように車両をそろえたり、日々の進撃戦でアピールしたり工夫しましょう。

 

引き上げ対象の管理

ボーダーラインすれすれのプレイヤーを安定圏まで引き上げるために、指揮官に「この人ピックして!」と知らせることがあります。

「なんで個人のために管理部が?」と思うかもしれませんが、車両獲得人数はそのままクランの実績に繋がります。また、管理部のプレイヤー自体も管理を優先するあまり戦闘数が足りないこともあるため、管理部やそのお手伝いをしている人は、その見返りとして引き上げ対象となることが多いです。

CWE前には「車両獲得希望者アンケート」が大体のクランで取られると思うので、名声の街道を見つつ管理部は出来るだけ多くの希望者に報酬車両が届くように奮闘しています。本当に有り難いことです。。。

 

 

GM(グローバルマップ)管理・クラン名声ポイントの管理

プレイヤー個人の管理だけでなく、グローバルマップでの管理もこなさなければなりません。上述したグローバルマップのシステムをレギュレーションを読んで頭に叩き込み、戦闘スケジュールを建てます。

戦闘の申請は、その戦闘の1ターン前までに行えますが、逆に言えば戦闘の合間に次の戦闘の管理をしなくてはなりません。侵攻・上陸する領地の選定のほか、どんなクランがトーナメントにいるのか、それに勝てそうなのか、シードを引いて戦闘がなくなっていないか、他の戦闘が引き分けになって戦闘が繰り上がっていないかなどを逐一チェックします。

また、クラン名声ポイントをどう運用するかも管理しています。上陸オークションの入札額はいくらか、いつ投資すべきか、研究する技術は何が良いかなど。投資すると全てのクラン名声ポイントが研究ポイントに変換されるため、CWEの2週間のどのタイミングで行うのか、見極めなければなりません。

 

このように、一般兵として参加するだけでは気づきにくいかもしれませんが、管理部は様々なことをしてくれています。一般兵だとしても、

・次の戦闘のチェック(マップ名や陣地1か2か、敵クラン名など)

・指揮官が言った車両をチャットなどにメモる

・タクのリンクを貼る

・人が足りない、来ない場合に報告する

・ポイントに余裕があれば引き上げ対象の人に席を譲る

などの協力をしましょう。

 

あとがき:CWE「戦いの神々」を終えて

私にとって、本格的に参加した2回目のCWEでした。今回お世話になったのはUPYONです。進撃戦にあまり参加していなかったことや、働き始めてから初めてのCWEということもあり、正直CWE自体の参加を迷っていました。でも、せっかくクランに受け入れてくれたので、少しだけ出よう、と思い、1週目の平日は22時~24時の間のみ参加していました。当然、車両獲得の希望もありませんでした(そもそもボンズがなさ過ぎた)。

すると、Obj.279e所持が功を奏したのか、思いのほか戦闘に参加させていただくことになり、1週目の土曜日あたりに1300位~1400位くらいになっていました。

 

そんなツイートを目にしたのか、管理部から「2週目から出席増やして、車両獲得、頑張ってみませんか?」とお声がけを頂きました。本当にびっくりしました。2週目からは仕事を早めに終えれる日は19時~25時まで待機していました。ピックもたくさんして頂き、無事ボーダーラインに到達、そのまま安定圏内に入ることが出来ました。本当にありがとうございました・・・!