WoT初心者脱出ブログ

WoT初心者脱出ブログ@れいしき

主にWoTの初心者〜中級者への攻略ブログです。たまに他のことも書きます。

【WoT】2023夏「機略戦」を終えて

こんにちわ、れいしきです。

つい一週間前、CWE相当のイベントである「機略戦」が終了し、その報酬ショップも先日解放されました。思うような報酬を得られた方も、そうでない方もおつかれさまでした。

 

今回の記事では、そんな「機略戦」について、参加しなかった方向けに

・こんな感じのシステムだったよー

・こんな戦車使ったよー

・この辺がCWEと比べて大変だったよー

なんてことを書いてみます。

あくまで一兵士の主観です。おそらく他の方もブログ等で感想を零しているかと思います。次のイベントもこのフォーマットかどうかは全く分かりませんが、ぜひ併せて参考にしてください。

 

 

「機略戦」ってどんなシステム?

毎年夏と冬の2回行われてきたCWEに代わり新しい集団戦イベントとして登場した「機略戦」。これまでのCWEとは大きく異なる点が多々あり、特に重要なのが以下3点でしょう。

1.7v7フォーマットなので兵士一人一人の重要性が高い

2.全ての戦闘でタンクロックがある

3.グローバルマップがない

 

兵士目線

兵士目線で見ると重要なのは1個目と2個目。

1個目は単純に、これまで10v10や15v15でやってきた戦闘が7v7になり、兵士一人に対する要求度が自ずと高くなっています。その分、ひとつのミスが負けの原因になりうるわけです。

・貫通率

・フォーカス

・HP管理

などなど、集団戦での必須スキルの練度が試されるフォーマットとなっています。この点に関しては、これまでしっかり出来ていた方にはいつもとそう変わらないかもしれませんが、声出しすらまともに出来ていなかった私にはとても良い刺激になったわけです。。。

 

半面、純粋に枚数差がつきづらいので、2v4のような劣勢でも巻き返せる展開も少なくありません。数でゴリ押すというのも難しいので、丁寧なプレイングが求められる戦闘だったように思います。

 

2個目の全ての戦闘でタンクロックがある点に関して、人によってはこれが一番つらかった所かもしれません。

今までのCWEではエリート領地(上級でもあったっけ?)での戦闘でのみ発生したタンクロックですが、今回の「機略戦」ではそもそもエリートも上級も通常もないため、全ての戦闘でタンクロックがかかります。

タンクロックとは?

今回のタンクロックの特徴は

・勝利時でも撃破されるとロック

・負け、引き分けだと生き残っていてもロック

ロックされても戦闘には出られるが、ポイントが貰えない

・ロックされると修理orステージリセットしないとずっとロックされたまま

です。今までのCWEにあったタンクロックとは相違点もありますが、基本的にロックされた車両は実質使えないという点では同じといえるでしょう。

 

一番悲しいのが、チーフとかいっぱい使ったけど開幕速攻CAP負けしてロックかかるパターン。

 

↑SconとCS63がロックされた状態

このタンクロックのせいで、Tier10車両を2,3枚しか持っていない戦車兵にとってはほとんど試合に出られない状態になってしまいます。

また歴戦の戦車兵であっても、これまでであればEBR、チーフ、279、260、907、CS63、BC25tあたりを持っていればピックされていたために他の微妙な戦車を売っぱらってしまったりすると、これまた大惨事に陥るというわけです。

逆に作ったTier10は絶対売らない!という人にとっては、ぴったりなシステムといえるかもしれませんね~私もイベント中に出せる車両がなくなりそうになったので、急いで5A,113,E100,E5,M454あたりを買いました。

 

指揮官目線

指揮官目線、といっても私は指揮官でもなんでもないので、兵士から想像した指揮官目線、になってしまうことをご了承ください。

1個目「7v7フォーマット」と2個目「タンクロック」が重要なのは兵士と変わりませんが、やはり7v7ということもあり今までのタクを変更しなくてはならず、1個目の変更の比重はかなり重くなっています。

それに加え、「機略戦」でマッチするマップはマッププールからの完全ランダム制で、CWEのように事前にストラトスケッチなどを使ってタク説明する時間がほぼありません。

そのため、

・敵クラン

・マップ

・車両編成

から戦闘開始までの30秒間でタクを考え、指示を飛ばさなくてはならず、指揮官にとっては非常に負荷のかかるシステムになっています。さらに、2個目のタンクロックによって、いつも同じ編成が出来ない点がこれに拍車をかけています。

ほんと指揮官様様です。。。

 

運営目線

運営目線といっても、私は運営でも管理部でもないので(以下略

3個目の変更点「グローバルマップがない」ことがかなり大きいでしょう。そもそも運営自体が半分グローバルマップ管理の意味合いなので、イベント前は「運営いらないのでは?」という意見もあったそう。

しかし蓋を開けてみれば、ステージリセットや修理ポイントの使い方など、今までにはあまりなかったシステムを駆使する必要があり、前例のない中で最善策を模索するという苦難が待っていました。

 

今回の「機略戦」では、勝利を重ねることでクラン単位で”ステージ”が上がっていき、この”ステージ”が上がるにつれて得られる名声ポイントが増加していきます。ただし、戦闘を重ねればタンクロックがかかっていくので、おのずとステージは上げれなくなります。

そんな時のための”ステージリセット”システム。”ステージリセット”をすると、ステージの進捗がリセットされ再度1からのスタートにはなるものの、全兵士のタンクロックが解除されるほか、リセット前のステージ到達度によって”修理ポイント”が貰えます。

 

この”修理ポイント”を使うことで、タンクロックを解除することが出来ます。ただ、以下の特徴があります。

・修理するのは兵士一人の一車両単位

・同一車両を修理するごとに必要修理ポイントが増加する(クラン内共有)

1つ目ですが、修理ポイントを使って直せるのは兵士一人の一車両ずつ。

つまり、

「○○さんのチーフと279なおしたよー」

みたいな感じになります。

2つ目は、例えば人気車両のチーフを直しまくると、修理に必要なポイントがどんどん増えていくから色んな戦車使おうね、というシステムになります。

修理に必要なポイントは初期値が10ですが、1両直すと1加算されて11、また同じ車両を直すと12と、+1ずつ高騰していきます。さらに厄介なのが、これをクラン全体で共有しているということ。

例えば3部隊あるとして、1軍部隊がチーフを使いまくって修理しまくったとします。すると、他の2部隊がチーフを直そうとしたら、「チーフの修理、もう20ポイントまで上がっとるやんけ!」みたいなことになるというわけです。

↑かなりキツイときの画像。車両の右端に表示されている数字が必要修理ポイント。

画面右上に表示されている数字が、左から「個人名声ポイント」「クラン名声ポイント」「修理ポイント」

 

これらのシステムを通じて、運営としては

・どの部隊にどれだけの修理ポイントを割り振るのか

・どの部隊がチーフや279などを使っていく方針にするのか

・いつリセットをかけるのか

などなど、引き上げなども加味しつつ考えなくてはならないのです。

また、この修理できるのが一定の役職以上のプレイヤーである必要があるため、各部隊に1人ずつは割り振っておかないといけません。さらに、戦闘中はもちろん操作できないので、戦闘数を回すという意味では、各部隊1人お留守番してその間に他の部隊の同じくお留守番している人と連携して上手く修理ポイントを使うのが理想・・・なのかもしれません。

 

そして頭の痛いのが「引き上げ」です。

「機略戦」は非常に分かりやすく、勝てば良い、というシステムです。そのため引き上げをしようとすると、精々できるのが勝率の高い部隊に1,2人をねじ込むことになります。

ただ先述したように、7v7のため兵士一人の重要度が高く、タク説明の時間も限られている中、指揮官にとっては不慣れなメンバー、引き上げてもらう人にとっては初めてやるタクなどの不安材料を抱えたまま戦闘をしなくてはなりません。

そういう意味では、「機略戦」イベント前の練習が非常に大事だったということが分かりますね・・・。

 

「機略戦」システムの良かったところ・ビミョイ所

ざっくりまとめます。

良かったと思う所

・7v7は要求度が高いけど、その分楽しい(個人的感想)

・チーフや279以外の車両がいっぱい見れて楽しい(個人的感想)

・BC25tとかが刺さると楽しい(個人的感想)

・7v7なので人数の少ないクランでも車両獲得を十分狙える

2時間張り付くだけでいい所<<<超重要>>>

いうの忘れてたけど、これまでのCWEのような16:45~25:00台まで張り付く必要がなくなったのは超デカイ。鯖移動もないし領土名なんつった??みたいなこともない。

ゲームライフバランスがとても良いと思いました。

 

ビミョイ所

・修理ポイントの扱いが難しい(要研究)

・マップが分からんので指揮官が辛そう

 

「機略戦」で使った戦車たち

ここからは「機略戦」でよく使った、よく見た戦車たちを紹介していきます。

今後もこのシステムが継続されるかは不明ですが、ひとつ参考にしていただければと思います。

指揮官にもよりますが、HT3~6枚、MT1~3枚、LT0~1枚、TD0~2枚くらいなイメージ。

 

めっちゃ見るやつら

・チーフ

言わずもがな。ただしタンクロックがあるので、一気にチーフを並べるのか、小出しにしていくのかは考えどころ。

 

・279

チーフ同様。ただマップがランダムなので脳死279ラッシュ!!!みたいなのは見なかった。(こっちが5Aとかなのに3枚くらい並べられてうわあってなったことはある)

 

・Kzp

走攻守バランス良い戦車。チーフには及ばないけど、Obj277とかよりは上、といった位置づけのイメージ。ただ貫通が低いので279を抜くのが大変らしい(持ってない・・・。)

 

よく見るやつら

・277

快速HT筆頭。↑が死んだら大体この辺になる。

 

・260

277同様。

 

・907

言わずもがな。自己判断で動かなくてはいけないのが多いのはこれまで同様なので、一番変わりないのかもしれない。

 

・BC25t

7v7フォーマットに相応しい万能MT。偵察出来つつ火力も吐ける、強い。ただ扱いが難しいので難しい。

 

・CS

BC25t同様、偵察兼業MT。BC25tのような瞬間火力はないものの、鉱山丘先取やDPMが欲しいときに採用される。

 

まあまあ見るやつら

・IS-7

石頭筆頭。↑の快速が死んだときも採用されるが、いかんせん火力が低い。

 

・5A

Obj277の時点。個人的には277より俯角取れるしDPM高いし好き。

 

・Scon

基本は重し運用。同時採用は1,2枚程度まで。

 

・E5

Sconと同様DPM担当。ただSconのように固くないので、快速のカバーに寄った位置取りかもしれない。今回イベント中に急いでつくったけどめっちゃ強いですねこの子。

 

・Vz55

瞬間火力おばけ。2枚以上同時採用することで一瞬で敵の枚数を落としていく運用。ただし貫通率の依存度が高いのでPS要求度が高い。仕損じると死ぬ(死んだ)

 

・v4

やはり突破力が高いのでそこそこ強い。次アプデでナーフされちゃうしね・・・。

 

たまに見るやつら

・IS-4

279の代わりに使うらしい。

 

・E100

HPとDPMでゴリ押す戦法で採用される。マップガチャガチャ。

 

・60TP

重量級枠。意外と採用されてびっくり。

 

・AMX M4 54

v4同様、突破型枠。ナーフされたけどまだ頑張っていて嬉しい。

 

・AXM50B

2枚~並べてひき殺すタクティクス。1回5000ダメ5キルくらいして気持ちよくなった。

 

・140

↑のMTがなくなってきたら。やはり燃える。

 

・EBR105

15v15では必須車両だが、7v7だとちょっとピックするには勇気がいる。視界のアドはとれる分、敵にLTがいない場合は単純にガチ当たったらかなり厳しいので、EBR105でもチクチクDPMを吐く必要がある。

 

・Manticore

よく分からないけどたまに見る。マップガチャ。盾CAP出来ると強そう(こなみ)

 

もう限界なんやな・・・ってやつら

・113

あ、快速HTみんな死んじゃったんやな・・・って分かってしまう車両。私も割と乗った。

 

・BZ

一応279枠(重量級)で使えるらしい・・?

 

・Maus

芋前提ピック

 

・Badgerとか

芋前提ピック

 

 

2023夏「機略戦」を終えて:感想

ここまでお読みいただきありがとうございます。ここからは私個人の感想になります。

(既に個人的感想を色々書き散らしましたが・・・)

 

今回の機略戦で個人的に大きかったのが、7v7の刺激的な試合と、2時間だけで良い楽さでした。

後者は既に書いたので省略しますが、前者を少しだけ。

私自身集団戦は3,4度目ではあるのですが、ぶっちゃけ声出しもフォーカスもなんも出来てませんでした。私の性格なのか、誰かがやってくれるなら任せてしまおう、的な怠惰な感情があったためです。

(こんな消極的なプレイヤーを今までよいしょしてくれてきた方々に感謝と申し訳ない気持ちがいっぱいです。)

ただ、今回は7v7ということで散々書いたように、一人一人の積極的な参加が勝敗を分けやすくなっています。戦闘後の反省会などで振り返りながら、自分の弱さに気づかされました。フォーカスコール、勝てる勝てない報告、提案などなど、生来がコミュ障なのでビビりながらですが、半歩くらいは進めた気でいます。

少なくない数の戦犯してる中、車両獲得圏まで上げて頂いた各指揮官、運営の方々には頭が上がりません・・・。

ちなみに、私が所属させていただいているUPYONの全部隊で戦闘参加させていただき、指揮官によって異なる戦術や考え方などを見られてとても興味深かったです。

そういう意味で今回の少人数フォーマットは個人的にとても刺激になって楽しかった印象です。ゲームライフバランス的にもかなり好印象なので、個人的に「機略戦」はとても良かったように思います。

 

それでは、今回の記事はここまで。