こんにちは、れいしきです。
「EBR強すぎだろ……」「タイヤうざい!」と思うこと、ありませんか?
装輪戦車はティア10にもなれば、最高速度95㎞/h、単発390、高貫通HE、高隠蔽(約43%)と、通常LTとはかけ離れた機動性を持ちながらも、トップレベルの隠蔽と単発ダメージを誇ります。
確かに、超強いです。通常LTでは「歯が立たない、勝てっこない」そう思うかもしれません。
今回紹介するのは、圧倒的強者であるEBRに対して通常LTで対抗する方法です。
本記事で扱うテーマは、
- EBRに対抗する方法
- EBRに倒す方法
- EBRの弱体化
EBRじゃない普通の軽戦車に乗りたい方や、紙装甲MTが好きな方は是非読んでみてください。なお、本記事で「EBR」というときは基本的に「EBR105」だと思ってください。
<この記事は2020年6/22に更新された記事です>
EBRに対抗するなら、ゼッコロされない場所に
EBRに対抗するなら、ゼッコロされない場所にいるべきです。
ゼッコロとは、敵が自分だけを殺すために無理やり突っ込んでくることです。これをする人を俗にゼッコロマンと呼びます。
ゼッコロされない場所とは、敵が突っ込んで来ても自分がやられるより先に敵がやられる場所、すなわち味方のカバーが得られる場所です。
ゼッコロされない場所にいる、というのは当たり前のことと感じるかもしれませんが、案外戦闘中は気づかないこともあります。ここを意識するかしないかで、EBRに殺されることはかなり少なくなるはずです。
EBRと通常LTとの差を考える
僕は通常LT(装軌戦車というらしい)が好きで頻繁に乗るのですが、強気な偵察をするとEBRにゼッコロされたり、無理やり発見されたりしました。通常LTでは逃げられない場面も多くあり、その都度「EBRにどうにかして勝てないものか…」と考えてきました。
そこで、まずは敵を知ることから。一度EBRの性能をまとめてみます。
EBR105のパラメータはこんな感じ。
最高速度95㎞
圧倒的旋回速度
単発ダメージ:390
高貫通HE(510ダメージ)
高隠蔽(大体43~45%)
ここまではEBRの強みですが、弱みもまとめてみます。
HP1300
視認範囲が狭い(445m)
リロードが長い(10秒前後)
事故りやすい
HE以外の貫通力が低い(190/240/105)
つい強みばかりに目が行きますが、EBRにもしっかり弱点があります。特に、HP1300という低HPは大きな弱点です。ティア10帯では単発400~が多く、3発受けてしまうともう瀕死です。
また、EBRはかなり視認範囲が狭く、ボンズ装備を付けなければ丁度445mに届く程度です。そのため、より敵に接近して偵察をする、強硬偵察をしなければなりません。しかし、先述の通りHPはかなり少ないため、危険の多い場所には行きたくないのが心理です。
その心理を利用するには、敵EBRが突っ込みたくない場所、つまり自分の味方のカバーが得られる場所にいることが、EBRにゼッコロされない方法です。
生き残ることを優先する
軽戦車は試合後半、数が減った状態での機動性と隠蔽率を生かした偵察が役割です。そのため、生き残ることが第一優先事項なわけです。それはEBRも同じで、先程紹介した通りです。
当然ですが通常LTにも同じことが言えるわけですが、EBRのような超高機動ではないため、一歩先の判断が必要になります。
文字では分かりづらいので、実際のミニマップ画像を用いて紹介します。
(乗っているのはManticoreです。)
まだ見えていませんが、敵にEBRがいるのでF1,2には行かずに一歩引いたポジションで偵察。なお、EBRは逃げれる足があるので、味方EBRのようにF1,2に行ってもいいかもしれません。
敵のAMX13105は倒せましたが、味方のEBRがやられました。こうなると、平原側の最前線は自分とObj140のポジションに。敵のEBRも姿を現し、いつ詰めてくるかわかりません。
更に、Kラインの狙撃ポジションに味方がいないため(自走はノーカン)、ここは早く逃げたいと思っています。
(一応G6の味方から援護がもらえそうですが、あそこは見つかりやすい上、見つかると死にポジと化すためアテにしていません)
ちなみに、これで西側はとられてしまいますが、味方がかなり一点に集中している布陣であるため、内心では「これは負け試合だな…」と考えています。
というわけで戦線撤退。Obj140は逃げ遅れた結果、あそこで戦死を遂げました。
この後は、平原側から敵が侵攻、側面を取られた味方本隊は壊滅し敗北しました。敗北を予想していは僕は、K5,6あたりから平原側から詰めてくる敵を撃ちつつ、K8まで逃げ出来るだけダメージを吐いてから死にました。
EBRを倒すには
ここまでEBRに対して、受け身の姿勢での対策を紹介しました。ただ、元凶となるEBRを倒さねば攻めに転じることができません。そこで、僕の考えるEBRの倒し方を紹介します。
EBRを倒すには、EBRがリスクを取った強硬偵察をしてきたタイミングに倒すのがいいでしょう。
EBRはHPが低く、「走るのたーのしー!」みたいな人でなければ、最序盤以降の偵察は控えめな偵察になるはずです。そんなEBRがリスクを取って詰めてくるタイミングは、「この辺は取ったな」といった場合でしょう。
つまり、敵EBRの「この辺は取ったし、強硬偵察するか」と思わせて、詰めてきたところをで一気に倒すのが理想だと思います。自分たちのテリトリーにおびき出すイメージです。
先程のミニマップの例では、Kラインに味方がいなかったため戦線離脱しましたが、Kラインに味方がいた場合は、その射線を生かせるように立ち回ります。
EBRは足が速すぎるため、強硬偵察しても敵の援護はない場合があり、敵の援護部隊が着く前にEBRを倒せれば有利になるはずです。集団戦などでは重戦車・中戦車部隊の当て返しとかがありますが、それに似ているのかなと思います。
もちろん野良のランダム戦では難しいですが、軽戦車や中戦車に乗る時は意識してみると良いと思います。
また、EBRに弾を当てたとしても「タイヤに吸われた!」と嘆いた経験が誰しもあると思います。
ですが、横向きで走っているEBRのタイヤには防御力は無いに等しく、それでもなお「タイヤに吸われた!」となるのは、ただ単にタイヤの先に車体がなかっただけです。
つまり何が言いたいかというと、エイムを気持ち上にしたら当たりやすいですよ、ということです。
エイムに関しては、にゃんたくさんが詳しく解説してくれています。
EBRに勝つには、複数で当たる
EBRに通常LTで対抗するには、孤立しないことが大切と紹介しました。味方のカバーがあれば敵EBRもゼッコロはそうそうしてこないでしょうし、砲門が多い分EBRに致命傷を与えやすいでしょう。
「孤立しないこと」は当たり前のことですが、つい「だれか撃てないかな~」と集中してしまい、気づいたら孤立無援状態になっているかもしれません。
月並みなコメントですが、失敗は誰にでもあるので、それを次に生かしていきましょう。
EBRの弱体化はいつ?
少し前のWoTのTwitch公式チャンネルの配信で、EBRが弱体化されるという情報がありました。その段階では、タイヤ損傷時の速度低下量を大きくすることは確定している、とのことでしたが、砲性能や隠蔽率も変わるかもしれません。
ただ、いつ頃かは不明なため、しばらくの間は現状のEBRとうまく付き合うしかなさそうです。
その配信を文字起こししたものがこちらです。