こんにちは、れいしきです。
WoTって弾がまっすぐ飛ばなくてイライラすること、ありますよね?
特に、試合終盤の重要な場面で、急に変なところに飛んでしまったときは、目も当てられません。
そこで、今回は「弾の命中率を上げる方法」をご紹介していきます。
案外なんてことないことですが、少し意識するだけで変わるかもしれません。
なぜ弾が当たらないのか
なぜ弾がまっすぐ飛ばずに、明後日の方向へ飛んでいってしまうのか。
それはWoTのゲームシステムに原因があります。
WoTのゲームシステムの中で、命中率に大きく関するのが、
- 精度
- 照準速度(絞り)
- 主砲拡散
の3つです。貫通率の話になると、ここに貫通力が加わりますが、今回は省きます。
精度
精度とは、FPSなどでもよくある、
「このサークル(円)の中のどこかに飛びますよ」
というサークルの大きさを表す数値です。
この数値が大きければ精度が悪く、小さければ精度が良いことを意味します。
一般的に、精度が0.30以下の数値であれば、かなり精度が良い部類に入ると思っていいでしょう。
逆に、精度が0.40以上の数値だと、かなりイライラすることになると思います。
※「このサークルの中のどこかに飛びますよ」と書きましたが、厳密にはやや中央に飛びやすくはなっています。
照準速度(絞り)
照準速度とは、精度のサークルが小さくなる速度を表しています。
この数値が小さければ最高精度に到達するのが早く、大きければ中々サークルが縮まらないことを意味します。
この数値が小さいことで、撃ちに行くときに素早く狙いを定めることができ、敵に撃たれるリスクが低減できます。一般的に、照準速度が2.00秒くらいだと良い方だと思います。
ちなみに、照準速度を「絞り」といって、照準速度の速い主砲を「絞りのいい主砲」などと言ったりします。
主砲拡散
主砲拡散とは、移動時や砲塔旋回時に、精度のサークルがどれだけ広がるかを表す数値です。
数値といいましたが、WoT内では表示されないため、数値を知りたいときはTanks.ggなどを使います。
拡散が良い(数値が小さい)と、動いてもサークルがあまり広がらないため、走り撃ちが当たりやすかったり、絞る時間が少なく済みます。
逆に拡散が悪いと、動くとすぐサークルが広がってしまい、絞るのに長い時間を必要とします。
また、拡散は発砲後にも発生します。これはFPSなどを想像してもらえると分かりやすいと思います。そのため、オートローダーやリロードの超早い戦車の場合は次弾装填までに絞りが間に合わないことも。
これは個人的な意見ですが、精度、照準速度、拡散の中で最も重要なのは拡散ではないかと思っています。
(とはいえ、どれも大事な性能なので強いて言えば、といった感じです。)
命中率を上げる方法
では、ここから本題に入っていきます。
先ほど説明した、3つの数値が大切になってきます。
搭乗員を育てる
まずは、ここから。
言うまでもないですが、搭乗員レベルが育っていないと、精度・照準速度・拡散どれをとっても本来の数値に達しないため、弾は当たりづらいでしょう。
初心者さんは搭乗員育成が大変だと思いますが、出来ればレベルが100%になるまで育ててほしいと思います。
搭乗員について詳しくはこちらの記事で解説しています。
また、100%から更に上げることが可能で、搭乗員スキルの「戦友」や、拡張パーツの「改良型換気扇」、消耗品の「糧食」などを併用することでかなり命中率は上がるはずです。
適した拡張パーツを付ける
これも基本中のキホンですね。
拡張パーツ2.0の登場により、色々なパターンの組み合わせが出来るようになりました。種類もさることながら、どれも欲しい性能ばかり……。
だからこそ、その戦車に適した拡張パーツを選ぶ必要があります。
これに関しては、戦車ごとに違うので、
「絶対コレ!!!」
という組み合わせは言えません。
が、中戦車、重戦車であれば基本的にスタビ(砲垂直安定装置)、ガンレイ(改良型射撃装置)、旋回機構のどれかは積んでおきたいところです。※例外は大いにあります
いくつかの戦車についてのオススメの拡張パーツは、こちらの記事で紹介しています。
主砲拡散を抑えてから撃ちに行く
今回の記事でもっとも伝えたかったことが、これです。
実は、拡散は移動速度は速いほど広がるんです。つまり、撃ちに行くときにゆっくり撃ちに行けば、拡散は比較的抑えられるんです。
この画像を見てください。
左が移動しながらエイムした場合です。
右が一旦絞り切ってから、微速前進した状態でエイムした場合です。
明らかに右の方が絞れていますね。
このように、撃ちに行くときは、絞りきってから撃ちに行くと、拡散しすぎないので命中率が上がります。
また、撃ちに出るときは1速(Rキー1回押し)よりも、Wキーで前進するのがオススメです。1速では撃ちに行くまでに時間がかかってしまい、敵に撃たれたがこっちは撃てない、なんてことになりがちです。
障害物の裏で絞ってから、サッと出てパッと撃ってサッと下がるのがオススメです。
拡散の悪い戦車に乗らない
WoTの戦車、特に中戦車では、絞り切らなくてもある程度当たる戦車と、絞り切ったらちゃんと当たるけど、絞らないと当たらない戦車がいます。
前者の代表的な例は、T-44やObj.140、M48 Pattonなど。よく言われるのが、絞りは速いが精度が悪い。
後者の代表的な例は、CS-52 LisやUDES 15/16など。やや火力の高い戦車に見られますね。
もちろん、どちらも絞り切った状態が最も命中率が高いのは同じです。
しかし、前者=拡散の良い戦車はある程度絞らずとも、十分戦える範囲に収まってくれます
これは最近の発見なのですが、プレイヤーによってどちらの戦車が向いてるか・好きかが分かれている気がします。
僕がどちらかというと後者なのですが、フレンドには前者の人がいます。
なので、自分がどちらの性質の戦車が好きなのかを知っていれば、撃ち合いの中ではあまりイライラすることもなくなるのでは、と思います。
おわりに
というわけで今回は、弾をいかに命中させるか、について紹介しました。
基本的なことは今までで書いているので、こういった小さなことをちょくちょく書いていこうと思います。よろしければTwitterやらで拡散しておいてくれると幸いです。